増田川を挟んで広がる名取丘陵は樽水・五社山が県自然環境保全地域に
また高舘・千貫山のより広い範囲では緑地環境保全地域に指定されている。
市街地のすぐそばにあって豊かな自然が残っているありがたい所だ。

五社山界隈にはかなり足を運んでいるが、樽水ダムの北西寄りは道があるともないとも
わからず、長いこと未踏の山域になっていた。
このあたりの三角点峰の横根越(248.2m)と七沢山(228m)を「あの山に
登ろう_宮城」里山文庫のマルゴさん、ひろさんとで歩くことになった。

樽水ダムの上流側駐車場で9時に待ち合わせをし、藪漕ぎが予想されるので
その心構えでスタートした。
これから歩く山(横根越右手七沢山左手)を眺めながら村田方面に車道を少し戻る。


林道横根越線に入り林道が北西から南西に向きを変えてすぐが横根越と呼ばれる
あたりだろうか。三角点名はここから来ているらしいが、ここに三角点に続く尾根があり
踏み跡が見えた。

途中普通の登山道の雰囲気の所もある。

三角点の平頂。ここからは登って来た道のほかに2方に延びる道があり興味を
引かれた。

伐採後に生えてきた若木は冬芽のよい観察対象になってくれたが、残念なことに
全部ボケてしまった。
横根越林道まで戻って今度は七沢山を目指す。
林道はこの分岐で右手の北方向に進むが私たちは地図には載っていない左手の
林道を進む。

尾根が2つにわかれるところが林道終点でここからは山道に変わった。

一段高い所からは熊野岳から雁戸山までをなんとか見ることができた。


ここから七沢山までもしっかりした道が続いている。
山頂は少し味気ない場所なので、鉄塔まで進み、芝草の上で暖かい日差しを
浴びながらゆっくりのお昼にした。
送電線上にはいずれ歩いてみたい藤ノ入の三角点峰が見えている。

巡視路を使って沢沿いに下り県道名取村田線に出る。

今度は村田側に少し歩いて増田川の上流端から五社山を目指す。
日の当らない沢は氷が張り、土は半凍土だ。

ひろさんお勧めの沢を案内してもらうことになった。
明るくてきれいな沢で気持ちよいが、景色に見とれていると積もった落ち葉の下の
隙間に足を取られてしまう。

五社山からは行き交うフェリーや船で案外賑やかな海と、着陸態勢の飛行機もみることが
出来た。海側に大きく旋回して飛行場に降りて行った。

下りはまだ歩いていない駒板山(197.8m)を通ってもらうことにした。
こちらも踏み跡が続いていてなんの苦労もなく歩けた。
雑木林の雰囲気がよい山頂だ。

下る途中船形山から泉ヶ岳の見える所があった。

こういう里山の場合、二山三山と繋げて歩くと楽しさは山の数だけ倍で大きくなっていく
気がするが、この日もそんな楽しさを存分に味わった一日になった。
藪山歩きとは言っても藪がなければそれに越したことはなく、ちゃんとした道で繋げ
られれば、楽しさは更に増す。
GPSを入れ忘れて途中からになってしまったが、13キロほどになった。
冬芽鑑賞にたっぷり時間を割き、植物をマルゴさんひろさんに教えて
もらいながら6時間ほどで歩いた。


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