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2010年06月28日

関東470協会フリートレース2010

吉田 雄悟 6月19日、20日に江ノ島で関東フリートレースが行われました。 初日は、強風波浪注意報に伴い、江ノ島ヨットハーバーは朝から出艇禁止の旗が揚がり、レース委員会はお昼まで待機した後に本日のレースは行わないという旗を揚げました。 2日目は合計5レース、風向190度から240度、風速は6~10Mと大きく風が変化する中行われました。 今レースは、スタートが安定して出れたため上マークまでの順位が比較的安定してまとめることができ、 上マークまでの順位が安定すると、フィニッシュの順位も安定し、成績にもつながるということを再確認し、次回のレースでもスタートに重点課題をおきレースに臨みたいと思っています。 成績: 原田・吉田組1位 近藤・田畑組2位

2010年06月28日

インストラクター講習終了

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左から、生徒のトム、ジョウ、コーチャーのエド、ジョン、生徒のベッキー、オーエン

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『ディンギーインストラクタープログラム終了』

文・写真/中村健一

6月5日
 今日で5日間のディンギープログラムが終了しました。簡単に生徒さんを紹介すると、トムはこれまでにたくさんの資格を取得しており、この後オーストラリアでクルージングマスターの資格を取るための長いセーリングが待っているようです。

 ジョウはジュニア時代にOP、420級でGBRナショナルチームで活躍していたようで、今回のディンギーコーチの資格を得て、地元のクラブで子供たちの指導をしていくようです。

 ベッキーは地元クラブで働くために、ディンギーコーチの取得が必要だったようで、今回のインストラクターの資格取得で正式に就職するようです。

 オーエンはここのクラブのキールボートの先生ですが、ディンギーコーチの資格を今回取得し、セーリングの幅を広げることと、資格の獲得数によっては給料も少し変わってくるようです。

 彼らはこれからそれぞれの場所で、子供たちや一般の生徒の指導を行っていきます。お昼の食事時間は10分ぐらいで、本当にとても内容の濃い5日間でした。

 若い彼らが、次世代の子供たちを指導をするために頑張っている事は本当に素晴らしいことだと思いました。システムが確立され、セーリングでの働き場所のあるイギリスはすごいですね。

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資格書をそれぞれ渡され、みなさん満面の笑みで帰って行きました

◎ケンイチ通信──FROM イングランド
(1)連載開始(筆者紹介等)
(2)小学生プログラム
(3)オーバーナイトセーリング終了
(4)プールヘリ420、OP選考
(5)イギリスOP級選考レース
(6)クローズ&ジャイブ映像
(7)小学生プログラム・キールボート
(8)RS400でレースに出ました
(9)初めての小学生セーリング
(10)微風ダウンウインドの走らせ方
(11)オーバーナイトセーリング・その2
(12)アビームと五輪キャンペーン
(13)インストラクタープログラム
(14)ウイルモットのダウンウインド
ケンイチ通信まとめ読み

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2010年06月27日

小戸A級ディンギー全日本

 6月26、27日の2日間にわたって博多湾・小戸ヨットハーバー沖で第20回A級ディンギー選手権が開かれ、全国から37チーム、56艇、250人が参加しました。

70歳以上がスキッパーという条件のスーパーシニアクラスでは35艇中
1位 九州大学帆友会
2位 関東学院セーリングクラブ
3位 乙艫セーリングクラブ
4位 櫻門A級ディンギークラブ
5位 修猷ヨットクラブ
6位 逗子ヨット協会

38艇参加の本戦・木造艇の部では
1位 九州大学帆友会A
2位 同志社ヨット部鯨会
3位 九州大学帆友会B
4位 福岡大学ヨット部七洋会
5位 櫻門A級ディンギークラブ
6位 岡山大学ヨット部OB会飛沫会

18艇参加の本戦・FRP艇の部では
1位 サニーサイドジュニア
2位 淡青A級ディンギー倶楽部
3位 西南大学ヨット部OB会渡洋会
4位 さぬきA級ディンギー倶楽部
5位 関東学院セーリングクラブ
6位 甲風A級倶楽部

来年21回大会は、葉山新港で開かれます。

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2010年06月27日

72参加!初島ダブルハンド

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今年も盛大に開催された初島ダブルハンド。小雨に降られましたが、風に恵まれて早い展開のレースとなりました。photo by Junichi Hirai

 6月26日、逗子マリーナヨットクラブ、JSAF外洋湘南が主催する初島ダブルハンドヨットレースが開催されました。日本を代表するビッグイベントに成長したこの大会も今年で22回目。今年も72艇の大量エントリーを得て、梅雨空の下、ダブルハンドレースを満喫しました。

 コースは、逗子沖をスタートして静岡県熱海沖にある初島を回航する46マイルです。風に恵まれれば日が暮れる前に戻ってこられる手頃な距離。しかし、乗員ふたりで走るには大冒険です。セールチェンジや確実なクルーアクションなど通常のセーリングとは違った「ダブルハンドならではの技術」が必要とされます。

 午前7時、艇団は南南西の風を受けて一斉にスタートしました。ここ数年、ベタ凪のスタートが続きましたが、今年はウォーミングアップもそこそこに軽風スタートとなり、選手には緊張の表情がみられました。

 初島までの第一ステージはポートロングのクローズです。トップ艇団の〈アドニス〉〈ガイア〉〈ケットフィーク〉〈スパンク〉が、揃って初島にさしかかったのは昼前。選手たちの話では、前線の境目となった真鶴半島に突っ込んだグループほどカームにつかまる時間が長く、小刻みに沖だしして初島にアプローチした艇団が先行できたようです。

 しかし、初島回航ではお約束ともいえる大カーム地帯が出現。先行艇団が一旦ストップしている間に後続艇が追いつき、初島で再スタートとなりました。

 初島を回航すると再び南南西から風が入り、フィニッシュラインまで追い風一本。風速も16から20ノット近くまであがり、スピンランのスピード競争となりました。午後2時17分54秒に〈アドニス〉がフィニッシュ。その後、早い展開で、続々とフィニッシュしました。途中、小雨に降られましたが、風は参加艇に味方し、大きなトラブルもなくレースは終了しました。各クラス優勝は下記の通りです。

 さて、今年の初島ダブルハンドでは、参加条件の安全規定に、これまでのジャックライン、ライフジャケット、ハーネス、ライフラフト(救命浮器)に加えて、JSAF OSRのカテゴリー5と夜間航海に関する項目が付け足されました。具体的には、これまで規定されていなかったライフラインの装備が義務づけられたのが大きな変更といえます。これまで十分なライフラインをもたなかったPLATU25などは、改造して参加することになりました。

 「このレースはタイヘンだけど楽しい!」と評判が評判を呼び、毎年多くの参加がある初島ダブルハンド。レース公示の出場資格に「乗員は初島回航経験が3回以上、または同等の経歴があること」とありますが、ダブルハンドではじめて出場する艇も少なくありません。これまで大きな事故がなかったのは、実行委員会をはじめ、選手たち自身が安全面を重要視しているからです。これからも安全には十分配慮して、いつまでもすばらしいレースが継続されることを願います。

◎初島ダブルハンドヨットレース 成績
Aクラス優勝 SPRAY(Yamaha23II)ベイサイト
Bクラス優勝 PASTIME2(Aiolos 26)ベイサイト
Cクラス優勝 牛若丸 III(Ben First 31.7+1)葉山新港
Dクラス優勝 SAMOA(FARR 31)サニーサイド
Eクラス優勝 FELLOWS(YAMAHA 33S)葉山マリーナ
Fクラス優勝 ティティスIV (Ben First 40.7)小網代

◎初島ダブルハンドヨットレース
http://zmyc.org/HDH2010.html

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最少サイズ参加艇となったベイサイドマリーナの〈sacosun〉(Yamaha21s)。Aクラス4位でした。photo by Junichi Hirai

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スミ&マッキーの女子×女子コンビで出場した〈Hobby Hawk〉(Yamaha 28s)。きっと来年も出場することでしょう!photo by Junicihi Hirai

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昨年に引き続きファーストホームの〈アドニス〉。賞品はKaenonのサングラスでした。充実した賞品もダブルハンドの魅力です。photo by Junichi Hirai

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2010年06月27日

J/24関東フリートR速報

◎J/24関東フリートレース第5戦 着順成績
1. 月光:3-1
2. ラル:1-5
3. リップル:2-4
1. だぼはぜJr:4-3
5. テンプス:7-2
6. シエスタ:5-6
7. PINKKISS:9-7
8. 帆省海:8-9
9. SARASA:10-8
10. スピーディーブルー:6-DNS
11. アンカーズ:11-12
12. 仰秀:13-11
13. ビッキー:DNS-10
14. スピリットオブニシモト:12-DNS
15 JELLYFISH:14-13

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2010年06月26日

今日の北東部ツアー

石垣島&西表島で楽園探し


誰もいない、広い海を漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ。


向かい風に向かって。



シホ

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2010年06月25日

関西ミドルボート選手権

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姫路木場ヨットハーバーを拠点に18艇がエントリーした関西ミドル。風と雨に悩まされる2日間となりました。photo by Taketoshi Yamazaki

関西でも人気ミドルボート選手権。
ヤマハ33活躍、優勝は〈アグネス〉!

レポート/関西ミドルボート選手権実行委員会

 6月12、13日。関西ミドルボート選手権が、播磨灘的形・木場沖で開催されました。本大会のエントリーは、大阪北港から1、西宮から4、洲本から1、徳島から2、博多から1、須磨から4、地元的形5艇の計18艇です。

 注目は、サントピアマリーナから出場する〈デッセ〉の3連覇なるか? X35を6月初旬に手に入れた〈ファイブスター〉(今回は艇登録が間に合わず〈EXILE TOO〉の艇名で出場)の走りは? また、今年から設けられた横山デザイン賞の行方は? など話題はいろいろありました。

 しかし、レース運営側としては、この瀬戸内海の風の弱いところで、選手の納得できるような風のコンディションが得られるのかが一番心配でした。選手側からすれば「こんな弱い風で?」でしょうが、「こんな風でもスタートしないといつなくなるかわからない」というのが、地元のセーラーの常識でした。初日はそのような風の弱いコンディションでしたが、かろうじて持ちこたえた、という印象です。

 第1レースは、〈アグネス〉がファーストホームでトップ。2位は〈デッセ〉、博多から参加の〈ジェッタ〉と続きました。今回はヤマハ33Sが3艇、VITE31が3艇、X-35が2艇、FARR31が2艇など同型艇同士の戦いにも注目が集まりました。Vite31に加えてシーム31、33などの横山マリンデザインを対象のカップも設けられました。第2レースは〈デッセ〉がとり、第3レースは〈アグネス〉となり、優勝争いはこの2艇(ヤマハ33S)に絞られてました。

 VITE31の3艇の争いは、第1レースは13位と出遅れた〈ゴッドスピード〉が2レース目以降息を吹き返し、3、2位と他のVITEを1歩リードしました。今回のレース運営の準備の中心になった東郷事務局長も、2レース目以降にレースモードに切り替わったようでした。

 前回まで運営の中心であった〈出雲〉は、今回はいつもの切れがなく、第3レースにはタイムリミットになりました。久しぶりの参加の〈バンベール〉はチームを再編成し出場しましたが、ブランクを隠せなかったようです。微風の苦手な〈イマジン〉も今回は苦しんでいました。特に第3レースは、4艇がタイムリミットに引っかかり、今回タイムリミットの時間を30分短くした影響がでました。

 2日目は、雨模様で風もありましたが、風向は330度から160度まで振れるようなコンディション。残念ながらゼネリコが繰り返され、1レースしか消化できませんでした。結果は、優勝が〈アグネス〉、2位〈デッセ〉、3位〈ジェッタ〉、4位〈AR2〉、5位〈ゴッドスピード〉となりました。

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博多から遠征の〈ジェッタ〉。photo by Taketoshi Yamazaki

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関西ミドルの雄〈デッセ〉。連勝ストップ。photo by Taketoshi Yamazaki

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ポイントをうまくまとめ優勝した〈アグネス〉。photo by Taketoshi Yamazaki

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雨のスピンラン。辛抱強さが問われる戦いとなりました。photo by Taketoshi Yamazaki

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アグネスチーム、おめでとうございます!photo by Taketoshi Yamazaki

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2010関西ミドルボート選手権成績

◎関西ミドルボートクラブ
http://www.geocities.jp/middleboat_kansai/

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2010年06月25日

五輪金メダリストを検証

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『ウイルモットのダウンウインド』

文・映像/中村健一

6月3日
 北京五輪キャンペーンの最中、オーストラリアチームとの合同合宿で、ダウンウインドがかなり速くなったのを思い出します。AUSチームのビデオはコーチのビクターが絶対に撮らせてくれないので、これはかなり貴重なビデオになります。


 上のビデオのポイントは、3番手で回ったウィルモットの鮮やかなスピンホイスト(彼らは2個玉ではない)で、上側のスピンバッグからのスピンホイストですが、本当に速い! レースで他艇よりも0.1秒でも早くスピンが展開されれば、後ろを引き離すことが容易にでき、前に一気に追いつくことができます。

 このスピンホイストで感じたのは、彼はホイスト後、一発でスピンを張っています。感覚的なものなのか、印があるのかはわかりませんが、上側のガイまでも引ききるとは恐るべしウィルモット。単純な回航のビデオですが、彼の強さが垣間見れる一瞬です。


 このビデオはダウンウィンドの走らせ方に注目です。私が特に感じるのは、われわれの艇は非常に安定(フラットに近い)した走りをしていますが、ウィルモットはオーバーヒールとヒールを繰り返しながら走っています。このビデオで我々は速くなるあるヒントを得ることができました。

 北京オリンピック金メダリストのウィルモットは470を引退し、過去の人になりましたが、彼のダウンウインドに勝てる人は誰ひとりいませんでした。「無敵」という言葉が似合うセーラーでした。

 このころの私の目標は「クルーのマルコムを丸めこむ!」がテーマでしたが、あっさり丸め込まれました。彼は現在、ベルチャーと組んでロンドンオリンピックを目指しています。ベルチャ-もウィルモットの陰に隠れて常にAUSでは2番手でしたが、とても速い選手です。マルコムと組んだことでロンドンではメダル有力候補になってくるのでしょう。

 遠くでビデオを取っているのですが、コーチのビクターはとても神経質で目の前をブンブン走りまわっていたのが印象的でした。

◎ケンイチ通信──FROM イングランド
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(2)小学生プログラム
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(5)イギリスOP級選考レース
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2010年06月24日

松永今村5位、鈴木和田8位

 23日までドイツ・キールで開催されたISAFワールドカップ・キールウィーク。本大会には、日本から470級に松永鉄也/今村公彦(スリーボンド)、市野直毅/吉見亮平(ケアマネジメント/栄和)。スター級に鈴木國央/和田大地(和歌山セーリングクラブ/日吉染業)が出場しました。近年のキールウィークではまれに見る微風が続き、連日レースがキャンセルされ、470級4レース、スター級5レースが予選となり、最終日メダルレースとなりました。

 スター級の鈴木/和田は、ロバート・シェイドやディエゴ・ネグリ、アンディ・ホートンといった一流プロセーラーを相手に大健闘。第1、第2レースをDNC(艇体のトラブルのようです)ながらも、第3レースで1位、最終のメダルレースでもトップフィニッシュを飾り、自身のISAFワールドカップ最高記録となる8位を獲得しました。

 また、メルゲス24と並行活動している470級の松永/今村は久々のメダルレースに進出し5位入賞。470級優勝は、オーストラリアのベルチャー/マルコム。また、昨年ワールド優勝の若者、ファンテラ/マレニク(クロアチア)が3位に入りました。

 今回日本選手は出場していませんが、470級女子はイングリングから転向したエイトン/クラーク(GBR)がワールドカップ初優勝を飾っています。ロンドン五輪で金メダルを狙う日本女子にあらたなライバルの出現です(バルクヘッドマガジン編集部)。

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6月24日発表・JSAFオリ特プレスリリース
セーリングワールドカップ第6戦「独・キールウイーク2010」大会
日本ナショナルチーム2種目にて入賞!
470級男子松永・今村組5位、スター級 鈴木・和田組8位


 6月19日からドイツの北、キールにて開催されていたセーリング・ワールドカップ第6戦「キールウイーク2010」大会は現地時間23日に最終日を迎え、日本から出場していたナショナルチームが2種目にて入賞を果たしました(日本セーリング連盟オリンピック特別委員会)。

 入賞したのは470級男子(81艇参加)に出場した松永鉄也・今村公彦(スリーボンド)組で総合5位。同組は予選全4レースを2-5-5-10(位)の総合5位で通過、上位10艇のみの決勝レースでも7位に入り、5位を守りました。松永鉄也は同種目で北京五輪7位入賞の選手で、五輪後、若手クルーの今村と新コンビを組み、来るロンドン五輪の日本代表の座を目指しています。同じく今大会に出場した470級ナショナルチームの若手チーム市野・吉見組は42-30-26-5の総合52位に終わりました。

 もう一組の入賞チームはスター級(22艇参加)の鈴木国央(和歌山セーリングクラブ)・和田大地(日吉染業)組です。強豪揃う同種目で大健闘の8位入賞を果たしました。同組は予選初日(2レース)に艇体トラブルでレースに出ることができず、最下位からの2日目スタートになりましたが持ち前の精神力で奮起、残りの予選3レースを1-11-3という驚異のジャンプアップを見せ、総合10位で決勝に進出。

 さらに決勝レースでは並み居る世界のメダルホルダーたちを尻目に今大会2度目のトップフィニッシュを決め、総合8位に食い込みました。同種目の国際大会にて日本人選手がトップフィニッシュしたのは今回が初めてのことです。これまでも世界のハードルは高いとされてきた日本のスター級ですが、今回の健闘で、ロンドン五輪出場国枠獲得への期待が大いにふくらむことになりました。

Kieler Woche 2010 五輪クラス成績

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2010年06月24日

第2回2010江ノ島スナイプ

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江の島は470だけでなくスナイプも大人気。第1Rのスタート後、急に風がまわりウィスカーアップの艇も見られましたが、その後しっかりとオフショアが入ってきました。photo by Junichi Hirai

第2回江の島スナイプに60艇参加。白石選手、連勝止まらず。
レポート/安ヵ川 純(関東スナイプ協会)

 6月19、20日に江の島ヨットハーバーで、2010年第2回江ノ島スナイプが開催されました。今回は前回を大きく上回る約60艇のエントリーがあり、同時開催の関東470フリートレースと共にかなり大きなレガッタになりました。初日は早朝まで吹き荒れた南西の風が落ちて、大きなうねりだけが残るコンディションとなり、出艇待機。その後、また風も強くなり、最終的に海上の様子を見に行ったレース委員会の判断で中止となりました。

 2日目もうねりは高く、風も15~20ノットの強い南風が吹きましたが、なんとか2Rを成立させることができました。高いうねりのために多くの運営スタッフが船酔いに倒れる中、木内さんがレース委員長としてリーダーシップを発揮し、ボランティアスタッフ・学生スタッフを率い、すばらしいレース運営をしてくれました。

 今回のレースは見所が多く、運営側としてもかなり面白い大会でした。昨年の全日本スナイプから負けなしの白石選手(North Sails Japan)の連勝記録の行方。そして前回のレースでは運営のため欠場したものの、6月5、6日に蒲郡で開催されたミッドランドJAPANを制した吉岡選手(SPN)が福岡大学の先輩に土を付けるのか。さらに、今回の大会の1週間前に完成した新生オクムラボートに日大出身の大井選手(Okumura boat)が乗り込み、最近主流のピアソン社製や辻堂加工製にどう戦うか。社会人選手が多い中、学生選手がどこまで奮闘するか、など目が離せないレースでした。

 第1レースは1回のゼネリコ後にリコール艇ありのスタート。しかしスタート直前にライン付近を包んだ無風ゾーンのせいで、スタート直後はかなりの混乱状態になり、選手からはレースの中止を求める声もありました。選手によってはランチャーを上げて帆走する艇も。

 しかし、ライン角度の公平性と、マークボートからはしっかりと風が入っているという報告を受け、レースの継続を判断しました。するとすぐに12ノット前後の風が戻り、その後は一転強風コンディションでのレースとなりました。強風での3上フィニッシュはかなりの体力が要求され、ハイクアウトが大好きなスナイプ乗りにはたまらない状況です。

 結局このレースは吉岡選手がトップフィニッシュし、続いて白石選手、大井選手が入りました。そして4位には男子選手に決して劣らない走りを見せた、女子ペアの長塚/稲垣(日本大学)が入りました。

 第2レースを待つ間に風もさらに上がり、沈艇やトラブル艇が続出し、艇数も10艇ほど少なくなりました。スタート時にはブローで20ノットを超える、かなりのサバイバルコンディションとなりました。これだけ強風だと、スタートラインが少しへこんで形成される傾向がありますが、最終レースに向け気合の入った選手たちは2回のゼネリコを繰り返し、結局Z旗が掲揚されることに。

 最終的に第2レースは、オールフェアのスタートで始まりました。完璧なスタートを見せたのは大井選手です。スタート直後にタックを返し、風上の全艇の前を切り右海面へ飛び出していきました。しかし、なんとこのレース中にフットベルトが切れて遅れを取ることに……。

 結局、トップフィニッシュは白石選手が奪ったことで、吉岡選手の着順次第で優勝を分け合うことになる展開。しかし、2位には前回準優勝の神谷選手(NTT東日本)が入り、白石選手の単独優勝が確定。吉岡選手は惜しくも3位フィニッシュでした。

 今回も優勝は白石選手。昨年度早稲田大学主将で名スナイプクルーの鈴木選手をクルーに乗せ、安定した走りでライバルを圧倒しました。特に第1レースではスタートに失敗しながらも、遠くのクルーザーを見て、次の風を判断しコース選択するなど、確実にミスを取り返す実力はさすがです。

 準優勝は1点差で吉岡/齋藤。そして3位には、甲斐選手がクルーに立教大学2年の中村選手を乗せ入賞。ハードなコンディションの中、年齢を感じさせない走りで若手選手を牽引しました。続いては、春季インカレ優勝で波に乗る小島/加藤(慶應大学)が4位に入賞しました。また今回のレースでは、前述した長塚/稲垣をはじめ、女子ペアの学生選手も奮闘し、表彰式ではその健闘が労われました。

 次回のスナイプレースは関東スナイプ選手権として7月10日、11日に開催されます。ぜひより多くの選手のみなさまにエントリーしていただいて、夏の江の島を盛り上げて行きましょう!

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できたてホヤホヤ、オクムラボートの新艇スナイプです。モールドはそのままに、ウエイトバランスを修正。コクピットのレイアウトも新鮮です。phot by Junichi Hirai

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第2回江ノ島スナイプ上位入賞者。白石選手はマークを見失う失敗もありましたが、それでも優勝。圧倒的なスピードがあります。若手セーラー、しっかり!photo by Junichi Hirai

◎第2回江の島スナイプ
1. 白石潤一郎/鈴木恵詞(ノースセールジャパン)3p
2. 吉岡岳史/斎藤浩二(SPN)4p
3. 甲斐 幸/中村勝正 12p
4. 小島朋之/加藤賢人(慶應大)12p
5. 神谷航路/山内達也(NTT東日本)15p
6. 大井裕一/吉田翔平(オクムラボート)15p

◎関東スナイプ協会
http://snipekanto.hp.infoseek.co.jp/

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